第二回|紫キャベツとぶどうのピクルス
フード・ケータリングユニット「MOMOE」主宰の稲垣晴代さんが、オフグリッドな料理レシピを伝授してくれる、「MOMOE主催・稲垣晴代さんのアンプラグドな料理」。「MOMOE」は、化学調味料を使わず無農薬野菜をふんだんに使った、身体も心も喜ぶ料理が特徴。さらに、見た目もカワイく、食べるひとを愉しませることがモットーだそう。
今回、稲垣さんにレシピをお願いした暮らしかた冒険家は、以前、#candlemovのイベントで、稲垣さんにアンプラグドな料理を作ってもらい、その新しさと楽しさと美味しさに目からウロコ、料理もオフグリッドできることを知りました。
また稲垣さんと暮らしかた冒険家の2人とはいつも“技技交換”する関係で、それは信頼があってこそできるものでお金だけじゃない繋がりが心地よく、面白いといいます。
稲垣さんにとっての「アンプラグドな料理」とは
「いざという時に作っておくととっても助かる保存食。
電気を使わなくても作れる。
時間が美味しくしてくれる、時間が調理道具なところもあると思います」
さて、そんな“プラグを抜いた”料理、を作ってみましょう!
今回は自家製ピクルスを作ってみましょう。野菜を豊富に採れますし、余った野菜もピクルス液につけておけば立派な常備菜になります。また、アルカリ性食品なので、肉や魚など酸性に傾きがちな食生活には身体のバランスをとる上でぜひとも食べていただきたいです。
「紫キャベツとぶどうのピクルス」
材料:
紫キャベツ 1/2個
ぶどう 10粒
米酢 200cc
水 200cc
きび砂糖 50g
塩 ひとつまみ
クローブ 小さじ1/3
ブラックペッパー 小さじ1/3
ローリエ 1枚
作り方:
- 紫キャベツは2cm厚に大きめに切る。分量外の塩ひとつまみをまぶす。ぶどうは皮をむく。
- 鍋に①以外の材料をすべていれ、強火にかけ沸かす。きび砂糖をとかす。
- 紫キャベツから水分が出てきたらキッチンペーパーなどで水気をふき、瓶にぶどうと交互に詰める。
- 熱いままの②を注ぐ。2日目から召し上がれます。
■point
瓶はしっかり煮沸しておくこと。
また、4のピクルス液を注いですぐ蓋をし、鍋にいれて瓶が被るくらいまでの水をいれ火にかけ沸かし、火を弱めて20分瓶ごとゆでる。火をとめしっかりさめたら取り出し蓋をきっちりして密閉しておけば、半年はもちます。時間が美味しくしてくれますよ。
封を空けたら、早めに召し上がってください。