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第二回 大家、エネルギーはコミュニケーションと説く / 暮らしかた冒険家 presents OFF-GRID LIFE

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house
2014.12.11

行列のできる大家 青木純さーん!もっとしあわせな賃貸にしてください。

volume 1行列のできる大家 青木純さーん! もっとしあわせな賃貸にしてくださーい

  • Textアサイアサミ
  • Photo今井裕治

第二回 大家、エネルギーはコミュニケーションと説く

エネルギーは住まいにとって不可欠な暮らしの要素です。そしてエネルギーにも自分らしさを求める時代。電力自由化で使うエネルギーを選ぶもよし、ソーラーパネルで自給自足をするもよし、気持ちよく暮らすためにエネルギーを選びたいものです。 …が、賃貸住宅はどうでしょう。 住まいのインフラを整えるのは、住宅の主・大家さん。 OFF-GRID LIFEでは、日本一アメイジングな大家・青木純さんに『大家さんが考える暮らしのエネルギー』について、お話を伺いました。いや、伺うというよりもお願いしてきました、『大家さん、なんかして』と。

行列ができる大家・青木純さんと「オフグリッドに生きる」ための賃貸住宅を考える連載第二回。第一回では、青木さんが考える賃貸住宅とエネルギーの自由。共同住宅では壁紙のように各部屋、自分たちの好きなエネルギーにカスタマイズするのは現状難しい。そんな青木さんがオフグリッドに生きる」ための賃貸住宅に選んだエネルギーは「ピザ窯」です。

青豆ハウス

青木:共同住宅は、人が集わなきゃいけないという想いがあって。人が集まればもっと楽しい。隣近所と話したり、人が来る家っていいなって思っていて。そういう交流がしたくて「青豆ハウス」の庭先にピザ窯を作りました。できた当初はうれしくって連日ピザ焼いたよね(笑)。

暮らしだけではなく、集う場所も提供する大家さん。青木さん自身も住む賃貸住宅「青豆ハウス」の<暮らすため>のエネルギーは今のところ都市ガスと東京電力。そして、暮らしを楽しむアイテムとして導入したのは本格的なピザ窯。もちろんオフグリッドなアイテム。

青木:直火で焼くピザって本当に美味しいよね!しかも早い。これが電気オーブンじゃ、<美味しくない><楽しくない><コントロールできちゃう>からつまらない。僕は、楽(らく)じゃなくて、楽(たの)しいものを選んでいきたいから、オフグリッドなピザ窯をこの庭に置くことを選んだ。エネルギーは難しく考えたら、どこまでも難しくなっちゃうしこだわれちゃうから、<美味しい>とか単純な理由から、選んでいきたいと思う。

青豆ハウス

ピザ窯のオフグリッドなエネルギーがもたらす美味しい輪は人の輪も広げます。人が集まって笑顔でいることが一番幸せだという青木さん。大家業で一番大事なことはコミュニケーション。エネルギーは暮らしの必需品だけではなく、コミュニケーションツールになり得る、と思ったそう。

青木:今回ピザ窯を作ってみて、楽しいし美味しいし幸せだなぁって思ったんだけどね、さすがに連日のようにピザを焼いていたら、ご近所さんからお言葉があったの。都会でピザ焼いてみんなで食べてが日常のように続くとさすがにね(笑)。
それでね、新しいエネルギーを使うには、コミュニケーションが大事だなって思ったの。

共同住宅にオフグリッドなエネルギーの要素を持ち込み、住み開きの楽しさをプラスして更なる幸せ賃貸住宅を実現した青木さん。住人とのコミュニケーションを密にして、暮らしの豊かさの頂点かと思いきや、大家の前に立ちふさがったのは「ご近所さん」。さて、エネルギー問題からいつの間にやらご近所問題に発展。オフグリッドの道は険しい…?!それとも…?

(第3回へつづく)