高品質低空飛行
原稿のチェックをしていて思ったこと。
もしかして、
“低空飛行”という言葉にひっぱられて、
収入を少なくした人たち、と
思われているのかもしれないな、と。
正しくは、
世の中から煽られるままに消費していたら
“低品質低空飛行”になっちゃうところを
“高品質低空飛行”する、
というのがこの言葉の正しい捉え方。
金持ちが金持ちになる経済の中に生きている。
要するに、ぼーっとしていると、
中間層だと思っている自分たちも、
貧しくなって行くということ。
大きな企業、大きな組織、大きな国、
そういうところが作った物やサービスに
まみれて生きていくということは、
確実に貧しくなる、ということ。
金持ちにならずに”高品質”で居続ける。
それは、案外、むずかしいことで、
とんでもなく世の中に逆行することで
頓知とバランス感覚が求められる。
暮らしかた冒険家は、
そういうところを冒険している。