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Photo Essay | 高品質低空飛行なこと by 暮らしかた冒険家 / 暮らしかた冒険家 presents OFF-GRID LIFE

Photo Essay高品質低空飛行なこと
by 暮らしかた冒険家

高品質低空飛行

原稿のチェックをしていて思ったこと。

もしかして、
“低空飛行”という言葉にひっぱられて、
収入を少なくした人たち、と
思われているのかもしれないな、と。

正しくは、
世の中から煽られるままに消費していたら
“低品質低空飛行”になっちゃうところを
“高品質低空飛行”する、
というのがこの言葉の正しい捉え方。

金持ちが金持ちになる経済の中に生きている。
要するに、ぼーっとしていると、
中間層だと思っている自分たちも、
貧しくなって行くということ。

大きな企業、大きな組織、大きな国、
そういうところが作った物やサービスに
まみれて生きていくということは、
確実に貧しくなる、ということ。

金持ちにならずに”高品質”で居続ける。

それは、案外、むずかしいことで、
とんでもなく世の中に逆行することで
頓知とバランス感覚が求められる。

暮らしかた冒険家は、
そういうところを冒険している。

 

本気の遊びこそ、本当の仕事?

本当にやりたくて、
わくわくして、
未来を感じることこそ、
本質があるのだと思う。

目の前のこと、も
大事だけど、
本気で遊んだり、
試したり、
そんな試行錯誤の先に、
未来があるといいな。

ということで、
ケリーケトルとロケットストーブで
湯沸かし対決。

ご近所の建築家ユニット「トロッコ」と。

表面温度を計ったり、
ストップウォッチで計ったり。

結果はケリーケトル圧勝。
時間は10分と40分。
枝の量も半分くらい。

もっと早く沸かせる気もする。
ケリーちゃん。

本質に近づく、
倫理的な感覚を兼ね備えた働きかた。

近づきたい。近づきたい。

めざすのは”おいしいものが集まる家”

今日は、澤田みかん山から 不知火 が届いた。

「減農薬すぎて全部訳ありになった」と言っていたけれど、全部おいしい。
おいしすぎる。

決してお金持ちではないけれど、
いつだって仲間たちがつくる最高級なものを、
おいしくたべて生きていたい。

 

 

たしかな技術を身につける

なくなったり、盗まれたり、減ることのない、たしかなもの。
経験や技術や知恵。

お金や時間、
いま、自分たちをとりまく環境やものさしではかると、
どうにも効率が悪いように思えてしまうこともあるけれど、
自分の中に、貯蓄されていく「たしかなもの」を
丁寧に積みあげていきたい。
詳しくは☞ http://offgrid.bouken.life/feature/diy-cheese-01/

頼れるひとをふやす。頼れるひとになる。

リノベーションスクールでトークセッションに参加するため北九州へ。

その前に、熊本ののはら農研塾の野原家に。
家にも泊めてもらって、親戚の家のような居心地のよさ。

ひとに頼らないのではなくて、
頼ってもいいくらい、自分もだれかの頼れるひとになる。

そういう生き方をしたい。

見てないふり、を減らす

豚の半身を解体するところからベーコンをつくる。

つくる、というか、ちょこっと体験させてもらった、が正しい。

うっかり顔をみてしまったばっかりに、肉ではなく、動物にしか見えない。
肉と動物の間には何があるんだろう。
無知のような、割り切りのような、見ていないふりのような。

流通がものすごく発達した(要するにON-GRIDな)暮らしではこんなことに直面することはない。

だけど、格差がどんどん開いていくだろう。
TPPも押し寄せてくるだろう。

そんな中、お金持ちになる予定がないわたしたちは、こういう”見てみないふり”ないろいろなことと向き合わねばならない。
おいしくて、たしかなものを食べてゆくには。

しかも、超絶おいしかった。

Do It With Others

ヘタレすぎるのに、うっかり冒険をはじめてしまったわたしたち。
いつだって「ぷぎゃーーーーー!」となるのに、どうしてまた高いハードルを設置してしまうのだろう…。

“自分たちでできる範囲”ではけっして出会えない、ひととの縁が生まれる。

迷惑かけたほうと、かけられたほう、という分類でもなく、わくわくを共有するグルーブ。

できることがどんどん増えて、尖ってゆく「Do It Yourself」よりも、だれかー!たすけてー!な「Do It With Others」のほうがわたしたちには合っている。

ということで、今年はもらってきた大量の伐採された木が、薪になった。

いろいろ上手くいかないこともある

10日前、無事、息子が産まれた。

いろいろOFF-GRIDしたかったわたしたちの出産は、散々いろんなものに繋がれていた…。
それが想定外すぎて、落ち込むことも多々あった。

子宮頸がん検診にひっかかり、環境が良いところを調べて通っていた病院での出産は断念。
妊娠糖尿病が発覚して、血糖値を計りつづける日々。そしてインスリンも。
来週もきっと産まれていないですよ、から、打ってかわって、妊婦検診からの当日入院&切腹出産(帝王切開)。

あぁ、ことごとく上手くいかないこともある。

新しい命の確実さと、自分たちのポリシーの間で、ちょこちょこ泣いた。